ローズシソへの想い
こんにちは!松永です。 マリージャンヌから日本のファンのためにつくられた新しい香り「ローズ シソ」が日本限定発売となりました!今回はクリエイターであるジョルジュ・モーベルさんのインタビューを通じて、グラースに対する愛や日本への想いなども含めて新商品「ローズ シソ」をご紹介したいと思います。
ぜひ、最後までお付き合いください。
Q:ローズとシソを組み合わせるアイデアはどこで生まれたのか教えてください。
日本の紫蘇とフランス、正確に言えばグラースを想起させる原料を併せたいというアイデアから始まりました。私は日本旅行の際に初めて紫蘇の香りに出会い、2年前にロベルテ社のラボ内でこの香りのエキスを再発見したのです。
アーシー、ハーバル、そしてほのかなミントの香りの調和に感動し、この素材に合うものとして、最も希少価値が高く美しいローズセンティフォリアを選ぶのは当然のことでした。
Q:今回選んだローズはどのように選定されたのでしょうか?
私は幼少期よりグラースに存在する多くの香り、特にバラ畑の香りを嗅ぎ分けてきたので、それぞれの特徴を活かしたローズを選択することができました。
フランス・グラースに生まれ、幼いころから香りの世界に没頭し、花々の香りの抽出から香りのレシピの組み立てに至るまで調香師と一緒に長年クリエーションしています。私の家族は1850年より香水業界やファーマー、科学者、調香師、原料調達のエキスパートとして働いてきました。ユニークな調香の数々は、この先祖代々のノウハウが核となり活かされていると思っています。
Q:ローズの特徴を教えてください。
ローズセンティフォリア、ローズ・ド・メイ(5月のバラ)としても知られるこの象徴的な花は、現在もなお、グラースの伝統的な畑で栽培されています。独特で希少性の高さで得られるアブソリュートは、少量のはちみつとスパイスを加えた、切り立てのローズの花そのものの香りが特徴です。
香りのマリアージュを祝うため、ローズを連想させる繊細で細やかなのこぎり状の葉が特徴の紫蘇の葉に、グラースを最も象徴する花であるローズセンティフォリアを組み合わせました。
紫蘇の力あふれるアロマティックさとローズの花のエッセンスが出会い、互いに影響し合う調合となっており、二つの文化の陰と陽が完璧なハーモニーを奏でます。
Q:シソの特徴を教えてください
別名ペリラとも呼ばれ、主に日本で栽培されている薬や芳香に用いられる植物です。
香りはミントのような清涼さに、バジル、アニス、そしてほのかにスパイスの香りがブレンドされており、爽快感あふれる香りが味わえます。
Q:「ローズシソ」の調香(ノート)を教えてください。
爽やかでエレガントなローズシソは、ローズのフローラルな柔らかさと紫蘇のフレッシュなグリーンを組み合わせ、その繊細さは日本庭園への旅を想起させます。フローラルノートの組み合わせが、鮮やかに際立ち、アロマティックノートとウッディノートの柔らかさが続きます。 ローズ シソはエレガントで彩り豊かで幸せな雰囲気をもたらすのにぴったりのフレグランスです。紫蘇の力あふれるアロマティックさとローズの花のエッセンスが出会い、互いに影響し合う調合となっており、二つの文化の陰と陽が完璧なハーモニーを奏でます。
Q:今回のパッケージデザインのポイントは?
今回のパッケージングは色彩豊かにしました。ローズセンティフォリアのピンク色は日本の「カワイイ(Kawaii)文化」からインスピレーションを受け、紫蘇の緑色は自然から影響を受けたマリージャンヌのデザインの色を想起させます。
日本のためにつくられたオリジナルデザインはカタカナ表記の商品名ラベルにするなど、日本が大好きなジョルジュさんの想いがたくさん詰まっています。グラース産ローズセンティフォリアの時が経っても褪せることない優雅さと日本のシソの豊かな伝統が結ばれるようにと願いが込められた香水です。
香りは、トップで鼻を抜けるようなシソのグリーンフレッシュさの後に、ローズのフローラルノートとシソの組み合わせが、鮮やかに際立ちます。マグノリアとアイリスのパウダリーさとオーガニックサンダルウッドのミルキーさが相まって、アロマティックノートとウッディーノートの柔らかさが続きます。
女性がつけると、フローラルさとサンダルウッドのミルキーさ残り柔らかい印象に、男性がつけると、シソのフレッシュさシダーのスモーキーさが相まって清潔感を演出できると思います。
男女問わずにお使いいただける香りです。マリージャンヌを初めてお使いになる方にもおすすめです!
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。
マリージャンヌ 担当:松永
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