MARIEJEANNE ブランド紹介
こんにちは!マリ―ジャンヌの松永です。
今回はマリージャンヌのクリエイターであるジョルジュ・モーベルさんのインタビューをご紹介します!
ブランドへの想い、商品づくりへのこだわりなどをお伺いしましたので、ジョルジュさんの声を通じてブランドをご紹介したいと思います。最後までお付き合いください!
Q:経歴を教えてください。
南仏・グラースで香水メーカーの家系に生まれロベルテ社の5代目になります。
ロベルテ社は日本では馴染みがないかもしれませんが1850年創業の天然原料の会社としては老舗の会社です。
幼少期から香りの構成はもちろん、原料の処理なども観察するのが好きでした。16歳よりロベルテ社で、製造、研究、マーケティング、PRなど幅広く香りに関する様々な業務を経験しました。
Q:なぜマリージャンヌを立ち上げたのですか?
マリージャンヌは厳格さ、忍耐強さ、そして真の感情を追求し、オリジナルのフレグランスを通して、代々受け継がれてきた技術や知識を伝えたいという思いから生まれました。
グラースで過ごした幼少期や取り巻く周囲の人々の香りを再現しつつ、原料の本当の香りを強調したかったのです。
Q:各アイテムはどのように選ばれたのでしょうか?
全ての創作は旅先や工場内で見つけた天然原料から始まっています。同様に、子供時代の思い出やある場所を思い出させるような香りからインスピレーションが沸くこともあります。
素材収集では世界の農園や産地を巡りました。モロッコのローズとジャスミン、ニューカレドニアのサンダルウッド、インドのジャスミンなど訪問して、実際に素材を手に取って確認しています。直近では、アイリスとバラの農園を見にトルコに行く予定です。
Q:マリージャンヌの名前の由来を教えてください。
マリージャンヌは祖母の名前で、祖母はグラースの街と住人をとても愛していました。マリージャンヌは顧客に取って、フランスの優雅さ、技術や知識、そしておばあちゃんの優しさや懸命さを想起するブランドでありたいと願っています。
Q:マリージャンヌのデザインについて、こだわりを教えてください。
ミニマルでオーセンティックな本質に焦点を当てています。ボトルの形は昔からあるもので、当初は精油やアブソリュートを入れるために工場内で使用されていたものでした。
また、再利用可能なパッケージでの梱包も行なっています。フランスではカーボンフットプリントを減らしています。
Q:パッケージの緑色や木箱のデザインを選んだ理由を教えてください。
パッケージや香水ボトルに使用している緑色は私たちが原料を採取する自然を表現しています。
ボトルに使用している緑の理由はもう一つあって、原料を紫外線から守るためでもあります。天然香料は非常にデリケートなので大切に扱っています。
木箱についても、自然で加工されていない無骨さを表現しています。さらに、購入していただいた方が装飾品や収納ケースとして再利用していただけるようにという狙いもあります。
Q:ニッチ系香水ブランドとマリージャンヌの違いを教えてください。
使用している原料の品質が最も大きな違いです。私たちが使用する原材料によってフレグランスが唯一無二となるのです。体への優しさ、香り立ち、原材料の希少性材競合他社では同一の品質を維持した香水を同価格で販売することは不可能でしょう。世界中から集めてくる原料の選定から調香に至るまで、全ての工程を自社で行なっているからこそ実現できる上質な香水です。
Q:特に好きな香りはありますか?
新しい原料を発見してはそれを愛用しています。最近は、ケンティフォリア・ローズ、ジャスミン・グランディフローラル、ラベンダーのように地元のグラースで採取されたものはとても愛着があります。
Q:最後に日本の顧客に向けて、メッセージをお願いします!
私のブランドの商品が日本でも販売できることを嬉しく思います。日本はまだ一度しか訪れたことはありませんが、近いうちに再訪したいと思っています。日本の文化や芸術的な感性は大好きで、日本料理も大好きです。
自社商品から、皆さんに愛や幸福、創造性、そして少しのプロヴァンスの太陽をお届けできれば嬉しいです。
そして、私たちは素晴らしい植物に取り囲まれて暮らしており、それら未来の世代のためにも守らないといけない、ということをつたえられれば幸いです。自然に目を向け、耳を傾けていきましょう。
今回はジョルジュさんのインタビュー内容を通して、ブランドをご紹介しました。
ホームページの中の「CONCEPT」ページでは伝えきれない、ジョルジュさんの想いが載せられたのではないかと思います。今の段階でお約束はできませんが、いつかジョルジュさんを日本へお呼びして、日本のファンの皆様と直接お話しできる機会をつくりたいと思っています。決まりましたら、ホームページ等で告知させていただきます。どうぞお楽しみに!
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。
マリージャンヌ 担当:松永
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