香水のノート(調香)
こんにちは!マリージャンヌの松永です。
このブログではマリ―ジャンヌの魅力はもちろん、香水の豆知識についてもお伝えしていきます!
すでにマリ―ジャンヌが気になっている方はもちろん、香水についての知識を深めていきたいという方にも喜んでいただけるような情報発信をしていければと思っていますので宜しくお願いいたします!
今回は香水知識「香水のノート(調香)」についてお伝えします。
皆さんは香水を選ぶ時、オードパルファン、オードトワレなど書いているのはご存じでしょうか?
香りの濃度の違いによって持続時間が変わり、呼び方が異なります。
さっそく、オードパルファン、オードトワレなど、香水の種類の違いや特徴をチェックしてみましょう。
香水の種類は4つ
肌につける香りの商品を総称して「香水」と言います。
主成分の香料、アルコールのうち、香料の濃度(賦香率)によって、分類されています。
分類 | 香料濃度(賦香率) | 持続時間 |
---|---|---|
パルファン | 15%~40% | 5~7時間 |
オードパルファン | 12%~15% | 5時間前後 |
オードトワレ | 5%~12% | 3~4時間 |
オーデコロン | 2%~5% | 1~2時間 |
分類については、規制があるわけではない為、ブランドによって賦香率の%はそれぞれ。
また、種類の表現もブランドによって違う場合もあります。
香りのピラミッド
フレグランスには何種類もの香料がブレンドされていますが、香料によってすぐに香り出して早く消えるものや、後から香りだして長時間香るものがあります。
そのため、時間の経過によって香りの表情が変わります。
個々の香料が持つ揮発スピードを「香りのピラミッド」で表現されることがあります。
ピラミッドの頂点から底辺に向かって、「トップノート」「ミドルノート」「ラストノート」と時間の経過とともに香りが変化していきます。
香りの移りわかりノート(香調)
香水は「トップノート」「ミドルノート」「ラストノート」の順に香りが3段階に変化するので、
その香りの変化を意識しながら選ぶことがポイントです。
<トップノート>
香りの第一印象。肌の上につけてから、10分ほどの間の香り。揮発性の高い成分が香り、香水に含まれるアルコールがまだ揮発していないため、香りを強く感じることがあります。
<ミドルノート>
香りの最も大事な部分、香水の核となる部分です。ハートノートとも表現されることもあります。
花の香りや果物の香りなど全ての香料がバランスよく香ります。
<ラストノート>
香りをつけてから2時間以降に出てくる香りの余韻、全体をまとめる香り。香りが消えるまでの残り香で自身の肌の上でその人独自の香りとなる部分です。
香水を選ぶには、自分が好みの香りを選ぶことが最も重要です。その上で、時間の経過とともに香りがどのように変化するのかといったことにも注目して香水選びをすると、香水の魅力を最大限に楽しめますよ!
マリージャンヌ イリス-パリダの香りについて
マリージャンヌは香水の都であるフランス・グラースのアトリエで独自性あふれる香りをクリエーションしています。
世界中から集められる原料の選定から調香に至る全ての工程を自社で行い、上質な天然エッセンシャルオイルをベースにつくられているフレグランスです。クリエイターであるジョルジュ・モーベルは、天然香料で世界的に有名な香料会社の5代目。彼のユニークな調香の数々は先祖代々のノウハウがかくとなり活かされていると言えます。
その中でも彼の世界観が強く出ているのがイリスパリダ。
イリス-パリダは、エレガントでクラッシックなイリス(アイリス)とヘーゼルナッツとの組み合わせが革新的な洗練されたフレグランスです。トップのアイリスアブソリュート、カシュメランアイリスアブソリュートが華やかさを演出してくれて上品なフラワーノートではじまります。その後、ミドルに変化してから顔を出す、アイリスパリダバターはシルキーでかつなんとも言えないクリーミーさがやみつきになります。
肌につけることを繰り返すことで、肌の中から浮き出てくるような香りに生まれるはず。
ぜひ一度、お肌でお試しください。
マリージャンヌ 担当:松永
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