香りのトレンド変遷。2025年の“推し香水”はこれ!
こんにちは!マリージャンヌの松永です。
香水もファッションと同じように流行があり「今っぽさ」があります。今回は、ここ数年の香水の流行の変化と2025年に注目されそうな香りの傾向、そしてそのトレンドを踏まえたマリージャンヌのおすすめ香水をご紹介します。
気分やシーンに合わせて“今の自分にしっくりくる香り”を見つけるヒントになればうれしいです。
香水のトレンド〜この10年で香りの価値観はこんなに変わった〜
2010年代前半:スイート&グルマン全盛期
“お菓子のような甘さ”が全盛期だった2010年代前半。その流れの背景には、ランコムの『トレゾア』のような、クラシカルでロマンティックな甘さの名残も見え隠れします。まるでスイーツのように甘くて濃厚な「グルマン系」の香りが大人気に。バニラやキャラメル、ココナッツなど“食べたくなるような香り”が支持されていました。
2015〜2020年頃:ジェンダーレス・都会的なムード
シダーウッドやアンバー、ムスクなどのウッディ系、クリーンなユニセックス香水が台頭。男女の垣根を超えた「自分らしい香り」を求める流れが加速しました。当時は“香水といえばデパコス”が主流だったなかで、Le LaboやBYREDOのようなニッチフレグランスブランドが密かな話題に。ファッション感度の高い人たちの間で、“他と違う香り”を求めるムーブメントが広がっていきました。
2021〜2024年頃:ナチュラル志向と“スキンセント”の人気
この頃から一気に広がったのが、「スキンセント」という香りのスタイル。“何をつけているかわからないけどなんか惹かれる”といった香りが支持され、香水は「香らせるもの」から「素肌に溶け込ませるもの」へと変化していきました。注目されたのは、肌にそっと寄り添う軽やかなムスクやアイリス系の香り。GlossierのYOUやPhlurのMissing PersonなどがSNSを中心に話題となり、「いい香りがするけど、それ何?」と聞かれるようなさりげない存在感が新定番に。また、ナチュラル志向の高まりもこの流れを後押ししました。天然香料やミニマルな成分表示、サステナビリティへの関心も大きくなり、「香りをまとうこと=自分らしさを引き立てる自然体の表現」へと変わっていきました。
そんな“肌に溶け込むような香り”を求める流れの中で、天然由来成分とミニマルな処方にこだわるマリージャンヌの香水はぴったり!



マリージャンヌ 2025年香りのトレンド予測
今年も引き続き、“クリーンでナチュラル”“香らせすぎないけれど、印象に残る”香水が人気の予感です。
レオン
シトラスとグリーンの爽やかさに、ホワイトムスクのやわらかな余韻。「クリーンだけど一筋縄じゃない」絶妙なバランス感が、日常に溶け込みながらもさりげない個性を添えてくれます。
ベチバーサンタル
大地を思わせるベチバーとまろやかなサンダルウッドの調和。ナチュラル志向な人にも人気で、“自分らしさをしっかり香らせたい”時に選びたい一本。
トンカラベンダー
ラベンダーの透明感に、ほんのり甘くまろやかなトンカビーンズを重ねた、「癒し」と「芯の強さ」を感じさせる一本。リラックス感と落ち着きを与えながらも、どこか洗練された印象を残す香りです。ナチュラルでミニマル、それでいてノートのドラマティックさが今年の流れにはまりそうな予感がします。
もし気になる香りがあれば、【ムエット(試香紙)】をぜひお試しください♪
マリージャンヌでは、気になる香水をご自宅で試せるムエットサービスをご用意しています。
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トレンドの香りをご自宅で感じてみてくださいね。
最後に、
香水のトレンドは、時代の価値観や美意識を映し出す鏡のようなもの。誰かのために纏う香りから、自分自身を表現する香りへ時代は変化しています。これからのフレグランスは、もっと自由で、もっとパーソナルになっていくのかもしれませんね。あなたらしい一本が、日常にそっと彩りを添えてくれますように。
今回も最後までお読みいただきありがとうございます。
マリージャンヌ 担当:松永
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